もし、給料いりませんと言ってしまったら?

バイト先で小さなミスをしてしまいました。店長から弁償しろと責められて、給料はいりませんと半ば強制的に言わされてしまいました。もう給料はもらえないのでしょうか?というお問い合わせをいただいたことがあります。

そのようなことはありません。働く人にとって一番大事なことは、働いた対価としての給料を全額もらうことです。その最大の権利を放棄する(債権放棄)ことはそうめったにあることではありません。

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国がバイト先に労基法遵守を要請

このサイトをご覧くださっている方の中には、学生で、年末年始や春休みのアルバイトを考えている方かもしれませんし、またはそうしたお子さんを持つお父さんお母さんがいらっしゃるかもしれません。


実は今年の冬(12/25)に、国が厚生労働省と文科省の連名で、学生のバイト先として考えられる塾や主立った業界にあてて、学生をアルバイトとして雇う際の注意事項、法律違反の例示などを示して、労働基準法の理解と遵守の要請をしています。


この要請書はこちらからダウンロードできます。


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あっせんにはどのような職場のトラブルが持ち込まれているのですか?

東京労働局が発表している、平成26年度に受け付けたあっせん件数1,073件の内訳があります。労働基準監督への相談件数が11万8千件でしたから、このうちあっせんに持ち込まれた割合は少ないとも思えます。件数はわかりませんが、労基署へ相談したあと、労働審判に行ったケースももちろんあると思います。 (続きを読む…)